V36WプラスチッククイックコネクタNW40-ID40-0° VDA冷却水VDA QC用

I. インストール時の注意事項

1. 清掃作業

VDA冷却水ジョイントを取り付ける前に、接続部を清潔に保つことが重要です。ほこり、油、不純物がジョイントのシール性能に影響を与え、冷却水漏れの原因となる可能性があります。

清潔な布または専用のクリーナーを使用して接続面を拭き、清潔で乾燥した状態であることを確認します。

2. シーリングリングの検査

接合部のシーリングリングが損傷していないか、注意深く確認してください。シーリングリングは接合部の気密性を確保するために重要な部品です。シーリングリングが損傷、劣化、または変形している場合は、速やかに交換してください。

取り付けプロセス中は、シーリング リングが圧迫されたりずれたりすることなく、シーリング溝に正しく配置されていることを確認してください。

3. 接続方法

VDAジョイントの設計要件に従って正しい接続を行ってください。通常、このタイプのジョイントでは、クイックコネクト接続やねじ込み接続などが用いられます。

クイックコネクトジョイントの場合は、プラグが完全に挿入され、「カチッ」という音が聞こえるか、はっきりとしたロック感が感じられるかを確認してください。これは接続が確立されていることを示します。ねじ込み接続の場合は、適切な工具を使用して、規定のトルクで締め付けてください。締めすぎたり緩すぎたりしないようにしてください。

4. ねじれや曲がりを避ける

取り付け作業中は、冷却水ホースとジョイントの方向に注意し、ホースがねじれたり過度に曲がったりしないようにしてください。冷却水の流れが悪くなり、ホースが破裂する恐れがあります。

II. 分解時の注意事項

1. 冷却システムの圧力解放

VDA冷却水ジョイントを分解する前に、まず冷却システムの圧力を解放する必要があります。システム内に圧力が残っている場合、分解時に冷却水が飛び散り、人身事故や機器の損傷につながる可能性があります。

圧力は、冷却システムの圧力逃し弁を開くか、冷却水パイプラインの他の部分をゆっくりと緩めることによって解放できます。

2. 慎重な操作

分解の際は、ジョイントや接続部品を損傷しないよう、過度の力を加えないようご注意ください。クイックコネクトジョイントの場合は、正しいロック解除方法に従い、無理に引き抜かないでください。

ねじ接続ジョイントの場合は、ねじの損傷を防ぐために、適切なツールを使用して緩める方向に徐々に緩めてください。

3. シーリングリングの保護

分解作業中は、シーリングリングの保護に注意してください。シーリングリングがまだ使用可能な場合は、損傷や汚染を防ぐために適切に保管してください。

シーリング リングに損傷の兆候が見つかった場合は、次回の設置までに新しいシーリング リングを交換する必要があります。

4. 冷却液の漏れによる汚染の防止

ジョイントを分解する際は、冷却液が漏れて環境を汚染しないように、容器または吸収材を用意してください。冷却液には環境に有害な化学成分が含まれている可能性があるため、適切に廃棄する必要があります。